「次の旅行、新幹線とホテルをお得に予約したいな…」 「でも、予約サイトがたくさんありすぎて、結局新幹線+ホテルパックはどこが安いのか分からない…」
そんな風に悩んでいませんか?
新幹線での国内旅行や出張の費用をグッと抑えるなら、「新幹線+ホテルパック」はとっても賢い選択肢です。でも、サイトごとに価格やルールが違って、自分にピッタリのプランを見つけるのは少し大変ですよね。
この記事では、旅行アナリストの視点から「どこが安いか」という皆さんの疑問に徹底的に向き合いました。主要6社をじっくり比較して、価格はもちろん、使いやすさや特典まで正直にお伝えしますね。
先にこの記事の結論からお伝えすると、ポイント還元まで含めた「実質的な安さ」で選ぶなら、楽天トラベルが断然おすすめです!
- ポイントをザクザク貯めて「実質最安値」を狙うなら:楽天トラベル〈JR楽パック 赤い風船〉
- とにかく表示価格の安さが一番!という方には:JR東海ツアーズ〈EX旅パック〉
それでは、なぜ楽天トラベルがこんなにおすすめなのか、その理由を詳しく見ていきましょう!
なぜ安いの?「新幹線+ホテルパック」がお得になる仕組み
そもそも、なぜ「新幹線+ホテルパック」は別々に予約するより安くなるのでしょうか?その秘密は、旅行会社がJRやホテルから交通・宿泊をまとめて大量に仕入れていることにあります。いわゆる「団体割引」のようなもので、その分お得な価格で私たちに提供してくれるんですね。
特に最近主流の「ダイナミックパッケージ」は、空席や空室の状況で価格がリアルタイムに変わるので、タイミングが合えば驚くほど安く予約できることもあるんですよ。
■参考:個別手配とどれくらい違うの?料金シミュレーション
「どこが安いか」を知る前に、まずはパックがいかに強力か見てみましょう。「東京〜新大阪間を1泊2日で旅行する」という条件で比較してみます。
比較項目 | 個別手配 | JR+ホテルパック (日本旅行) | 差額 |
---|---|---|---|
新幹線往復(東京ー新大阪・のぞみ指定席) | 29,440円 | 料金に含む | - |
ホテル(ビジネスホテル想定) | 約8,000円 | 料金に含む | - |
合計 | 37,440円 | 30,100円 | ▲7,340円 |
※2025年10月30日出発・1名1室・普通車指定席利用の最低価格例で比較。
この例だと、パックにするだけで約19.5%もお得になりました。この大きな割引が、「新幹線+ホテルパック」が安いと言われる最大の理由なんです。
【2025年最新】新幹線+ホテルパックはどこが安い?主要6社の料金比較ランキング
それではいよいよ本題です。「新幹線+ホテルパックはどこが安いのか」を明らかにするため、主要6社を同じ条件(東京⇔新大阪・1泊2日・大人1名)で比較し、表示価格の安さ順に並べてみました。
【重要】 このランキングは、ある一時点での表示価格を比べたものです。楽天トラベルのように、ここから大量のポイント還元で実質価格がグッと安くなるサイトもあるので、あくまで参考としてご覧くださいね!
順位 | 予約サイト | 料金目安&特徴 |
---|---|---|
1位 | JR東海ツアーズ〈EX旅パック〉 | 22,990~25,880円 ・乗車前まで列車変更が回数制限なく無料 ・取消料は出発20日前から発生 ・交通系ICカード/QRチケットでチケットレス乗車可 |
2位 | 日本旅行〈赤い風船〉 | 30,100~37,200円 ・列車変更は不可(取消→再予約扱い) ・取消料は出発20日前から段階的に発生 ・会員限定クーポンやメルマガクーポンが豊富 |
3位 | JTB 〈ダイナミックパッケージ MySTYLE〉 | 30,700~111,700円 ・出発前日までオンライン予約可能 ・予約後の列車変更は不可(取消→再予約) ・最大20,000円引きなどの大型クーポンを常時配布 |
4位 | じゃらんパック | 35,800~40,800円 ・列車変更は不可(取消→再予約扱い) ・Ponta/dポイントが約2%還元 ・パック専用クーポンと通常クーポンが併用可能 |
5位 | 近畿日本ツーリスト〈ダイナミックパッケージ〉 | 37,300~49,500円 ・発券前かつ出発8日前までなら1回列車変更可 ・銀行振込決済に対応 ・クーポンと複数ポイントの組み合わせでお得 |
6位 | 楽天トラベル〈JR楽パック 赤い風船〉 | 38,300~51,500円 ・列車変更は原則不可 ・楽天ポイント1%付与 ・5と0のつく日など特定日のキャンペーンが強力 |
※料金は2025年10月17日検索時点の参考値です。
この比較から、最も安いのはJR東海ツアーズという結果になりました。次章では、なぜこの価格差が生まれるのか、各社の強みと注意点を詳しく解説します。
各予約サイトの強みと留意点(なぜ安いのか?を深掘り)
1位:JR東海ツアーズ〈EX旅パック〉
【安さの理由と強み】
今回の調査では紛れもなく最安値でした。EX予約会員(エクスプレス予約・スマートEX)向けの限定商品であり、中間マージンを極力排除することでこの価格を実現しています。最大の利点は、乗車前なら何度でも手数料なしで列車変更できる圧倒的な柔軟性。安いうえに利便性も高い、非常に強力な選択肢です。
【留意点】 利用にはEX会員登録が必須。また、取消料は出発20日前から発生するため、日程自体の変更には早期の判断が求められます。
2位:日本旅行〈赤い風船〉
【安さの理由と強み】
老舗ならではの仕入れ力で、安定して安い価格を提供しています。特にWeb限定商品は価格競争力が高く、会員限定クーポンを適用すれば、表示価格からさらに安く予約できるのが魅力です。
【留意点】 予約後の列車変更は不可(一度キャンセル→再予約が必要)。旅程が確定してから予約するのが賢明です。
3位:JTB 〈ダイナミックパッケージ MySTYLE〉
【安さの理由と強み】
「最大20,000円引」といった大型クーポンを常時配布しており、これを利用することで一気に最安値クラスまで安くなる可能性があります。出発前日まで予約できる利便性も強みです。
【留意点】 クーポンを使わない場合の基本料金はやや高め。また、列車変更は不可なため、予約のタイミングが重要です。
4位:じゃらんパック
【安さの理由と強み】
料金自体は中程度ですが、Ponta・dポイントが約2%付与され、さらにクーポン併用も可能なため、実質的な価格が非常に安くなるのが特徴。ポイント経済圏を重視するユーザーにとっては、最もお得な選択肢となり得ます。
【留意点】 商品は日本旅行提供のため、列車変更ルールはそちらに準じます。深夜のシステムメンテナンスには注意が必要です。
5位:近畿日本ツーリスト〈ダイナミックパッケージ〉
【安さの理由と強み】
料金の安さランキングでは5位ですが、サービスの総合力(コストパフォーマンス)で他を圧倒します。列車変更の柔軟性が高く、クーポン割引+3種のポイント(KNT/Ponta/d)四重取りが可能。万が一の事態への備えや特典まで含めると、実質的には非常に安いと言えます。
【留意点】 純粋な支払額では最安値になりにくい点と、深夜のメンテナンス時間には注意が必要です。
6位:楽天トラベル〈JR楽パック 赤い風船〉
【安さの理由と強み】
楽天ポイントの還元が最大の強み。「5と0のつく日」などのキャンペーンを狙えば、大量のポイントバックで実質価格を大幅に下げられます。楽天経済圏のユーザーにとっては見逃せない選択肢です。
【留意点】
こちらも日本旅行の商品のため、予約変更の柔軟性は高くありません。
旅行費用をさらに最適化する4つの戦略
パッケージツアーの価格をさらに安くするためには、いくつかの戦略が有効です。
- 「30日前予約(早割)」の活用 多くのサイトが提供する「早割」は、最もシンプルで効果的な方法です。3〜10%程度の割引が期待できますが、キャンセルポリシーが通常と異なる場合があるので条件をよく確認しましょう。
- オフピーク日程の設定 旅行日を週末から平日にずらすだけで、料金は劇的に安くなります。可能であれば、金曜出発→木曜出発、日曜帰着→月曜帰着といった調整を検討しましょう。
- ロイヤルティプログラムとクーポンの戦略的活用 各サイトの会員登録は必須です。ログイン後に取得できるクーポンやポイントプログラムを最大限に活用し、表示価格からさらに安くすることを目指しましょう。
- 株主優待やクレジットカード特典の併用 JR各社の株主優待券や、旅行系クレジットカードの特典を組み合わせることで、間接的に旅行費用を抑えることが可能です。
よくある質問(Q&A)
- Q1. きっぷの受け取り方法は?
- A1. 現在は、駅の指定席券売機でQRコードまたは引取番号を使って発券するのが主流です。交通系ICカードを登録してチケットレスで乗車できるサービスも拡大しています。郵送サービスは基本的にありません。
- Q2. キャンセル料はいつから発生しますか?
- A2. 多くのパッケージツアーでは、旅行開始日の21日前までは無料で、20日前からキャンセル料(旅行代金の20%~)が発生します。この規定はプランによって異なるため、予約時に必ず旅行条件書を確認してください。
- Q3. 座席指定はできますか?
- A3. 乗車日の1ヶ月前から指定可能になるサイトが多いです。シートマップ機能を使えば、車両や座席の位置(窓側・通路側など)を視覚的に選びながら指定できます。揺れの少ない中間車両や、景色の楽しめる進行方向窓側などが一般的に好まれます。
- Q4. 延泊や片道のみの利用は可能ですか?
- A4. 延泊は予約時に設定可能です。しかし、パックは往復利用が前提のため、片道のみのプランは基本的に存在しません。片道利用が必要な場合は、別途きっぷを購入する必要があります。
まとめ:「新幹線+ホテルパック」で一番安いのはどこ?
新幹線+ホテルパックを選ぶ際の最適な選択肢は、個々の旅行者の優先順位によって異なります。
- とにかく支払額の安さを追求し、予定変更の可能性が低い方は、JR東海ツアーズまたは日本旅行が最適です。特にJR東海ツアーズは、今回の調査で明確な最安値でした。
- 急な予定変更のリスクに備えたい方、ポイントや特典を含めた総合的な安さ(コストパフォーマンス)を重視する方は、近畿日本ツーリストが最も安心して利用できる選択肢です。
- ポイント経済圏を重視し、実質的な支払額を抑えたい方は、じゃらんパック(Ponta/dポイント)や楽天トラベル(楽天ポイント)が非常に強力です。
「どこが一番安いか」は、あなたの旅行スタイルや価値観によって変わりますが、この記事を参考に、ご自身の目的に合った最も賢い選択をしてください。
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